アディウ ADIEU : 淡谷のり子

 どうも今年の11月は日照時間が少ないようですが、日が照らないわりには気温がそんなに寒くない日が多いですね。
さて、この頃は咲いている花が少なくなってきているのですが、車で出かけるとよく目にする花があります。うす紫色の大きな花で皇帝ダリアです。ご存知のようにこの花は背丈が高く花径も大きいので、車を運転していても目に入るのです。
いつも行くガソリン・スタンドの近くで、沢山の熟した柿の実と皇帝ダリアの花が曇り空に映えていました。  (写真の上でクリック)
画像
         皇帝ダリアと柿の実 (2015/11/22)
 今日アップする歌は「アディウ ADIEU」で、歌手は淡谷のり子。
淡谷のり子については「君忘れじのブルース」を参照ください。 
「アデュ Adieu」という題名で日本でなシャンソンとして好まれているこの楽曲は、実は原曲は1951年に発表されたカンツォーネで、多くの有名歌手によって唄われ続けています。
イタリアのカルロ・インノセンツィ(Carlo Innocenzi)が作曲した、消え去った青春の夢への追憶を唄った「さらば栄光の夢よ(Addio, Sogni Di Gloria)」です。その発表の翌1952年にフランスのミレイユ・ブロセイ(Mireille Brocey) が「アデューAdieu」という題名でフランス語の歌詞をつけて、イヴェット・ジロー(Yvette Giraud)がオリジナルとは違うタンゴ風のリズムで唄いヒットしました。
日本では1950年代から大々的にシャンソンブームが起き、シャンソン喫茶「銀巴里」が1951年に銀座に開店、シャンソンの本場フランスからダミア(Damia)が1953年に日本で初公演、そしてイヴェット・ジローが1955年の初来日以来40年余りにわたって毎年のように日本を訪れての公演、そして1962年にはイブ・モンタン(1921-1991)の来日などがあって1960年代半ば頃まで続きました。その間に日本人のシャンソン歌手として以下の方々がそのブームの真っ只中にいました。
淡谷のり子、高英男、芦野宏、中原美紗緒、越路吹雪、岸洋子、丸山明宏(現、丸山 明宏)、石井好子。
ということで、イヴェット・ジローが唄った「アデューAdieu」が日本でもほとんどのシャンソン歌手に唄われて、シャンソンというジャンルの曲として定着しました。
そのシャンソンとしての「アデューAdieu」は、恋人を別の女性に奪われた女性が、心の奥に貴方の瞳と貴方の声の響き思い出としていつまでもをとどめると、その辛い心を抑えながら相手にさよなら(アデューAdieu)言うという内容です。
ところが、原曲のカンツォーネの歌詞の要約は以下の通りです。
「さらば栄光の夢よ(Addio, Sogni Di Gloria)」
♪~肩にバッグをかけ、ポケットにリンゴを持って学校に行った
あの幸せだった少年の頃・・・
明るい未来を描きながら、希望と栄光の明日を夢見た
待っていたのは過酷な道だった 今もその運命に流されていく・・・
さようなら、輝く日々 空しい日々を抜け出していきたい・・・
さようなら、若き日々 何故に、何故に戻らないのか・・・
もう語るまい・・・老いた心 若き夢・・・アディオ・・・ ~
と、男女の恋の破局の歌とは全く違って、子供の頃の夢見た未来の栄光には届かなかったという人生の破局の唄なのです。
ところで、「Addio」はイタリア語でフランス語の「Adieu」と同義語です。日本語では「さよなら」と言う意味になりますが、「さよなら」をいうのにイタリア語には別にArrivederci(アッリヴェデルチ)があり、フランス語にはAu revoir(オ・ヴォワール)があります。その辺の微妙な使い方については、「アデュー : 庄野真代」 を参照ください。
この日本語歌詞の曲はDAMには配信されていなくて、JOYSOUNDに「Addio,sogni di gloria(さらば、栄光の夢)」で歌手:西条ゆかりで配信されています。
いつかこのカンツォーネ版を唄ってみたいと思っています。
< アディウ ADIEU > 歌手:淡谷のり子 歌詞
 作詞:Mireill Brocey  訳詞:多田玲子
 作曲:Carlo Innocenzi 1959年リリース



つぶやき:「いや~、今日の日に大相撲九州場所が千秋楽を迎え、終わってみれば日馬富士の2年ぶりの優勝で幕を閉じたな~ しかし、土俵の上でも土俵外でも思いもよらない事が起こったぞ~ 何しろ休場明けとはいえ12日目までただ一人の全勝の白鵬が、終盤に来てまさかの3連敗だったからだ~ 
一体何が起こったのだろうかと考えてみた。 
多くのファンは10日目の栃煌山との一番での、立ち合いと途中の2回にわたって行った、相手の顔の前で両手をたたく『猫だまし』が全く意表をつく手だと思ったな~ 『猫だまし』は一般的には格下の小兵が奇襲でやるもので、天下の大横綱がやるべきではないと批判を浴びて精神的に参ったのではないかと。 
何故に白鵬は『猫だまし』をやったのだろうか? 思うにその伏線は7日目の隠岐の海との一戦!それまで全く危なげない取り口でたを寄せ付けないただ一人の6連勝で、多くの人が今場所も優勝はまたまた白鵬か~!と興味が薄れつつあった感が否めない!
ところが、その隠岐の海戦で土俵際まで寄り込まれての、6年ぶりとなる逆転の大技の『やぐら投げ』を決め、その豪快さで場内が大いに沸いたな~
つまり、白鵬はこの相撲の技で観客の注目を集めたことが、頭にインプットされたのだな~ そこで、観客の相撲への注目をさらに高めたいと思ってやったのが、10日目の『猫だまし』ではないかな~と・・・!
しかし、それで白鵬の相撲の流れが変わったのだな~
そう!勝負の世界と言うのは、『流れ』というものがあるのだ~ プロ野球のプレミア12の準決勝で侍ジャパンが韓国に3点をリードしていながら9回に逆点されて敗退したのも、同じだな~7回までパーフェクトの投球をしていた大谷投手を交代したことで、『流れ』が変わったのだ~
ということで、『猫だまし』でだましたのは、どうも自分自身になったのではないかな~!
それにしても、日馬富士は13日目の白鵬戦では、必死に食らいつて見事に勝利したな~ 良い相撲だった。
さて、土俵外では北の湖理事長のまさかの訃報には、ビックリしたな~ 哀悼の意を表します 」
 

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この記事へのコメント

2015年11月25日 09:30
おはようございます
「ADIEU」私の耳にはなかかなか届かない曲で初めて聞かせて頂くようの思いますが…上質の楽曲を聞いてるとそんな風に感じます
のほほ~さんらしい選曲で、それがまたよくお似合い

皇帝ダリア、この季節 空に突き出すように咲いてる姿をあちこちで見かせるようになりましたね
はじめて見た時は何の花だろうと、庭先にいた家人に声を掛け見せて頂いた事がありました

今まで暖かでしたがこれから寒さも本番、気をつけていきましょうね~
2015年11月26日 09:10
寒い雨の一日が始まりました。
今年は成り年か?!我が家でも回りでも鈴なりの柿の木が目を楽しませ手くれました。
皇帝ダリアのひときわ高いところを彩る紫がかったピンク色も、空色に映えますね。
「アデュー」は初聞きでした。
淡谷のり子さんの唄は昭和の珠玉、名曲という印象をどの曲にも受けるほどのパイオニア的存在。
のほほ~んさんの歌唱にも格調高さを感じて、お聞きしました。
やっぱり素敵でした!^^
2015年11月26日 18:06
今晩は!のほほ~んさん^^

昨夜、山形からの車中、外はチラチラ雪が~~~
郡山までうっすら雪景色でした、
寒いわけですね・・・
皇帝ダリア、今の時期 貴重ですね^^
さて~~今回の曲は聴いたことがあるようなないような?
でも好みの曲♪とても心地いいです^^
のほほ~んさんにピッタリですね^^
この秋は全く紅葉も見ず、
山形の往復、暫く続きそうですー
音楽はいいですね、癒されます^^
2015年11月27日 21:53
今晩は、寒くなりましたね、お孫さんお元気にされていますか、これからの季節は風邪に気をつけねばなりませんね。
ところで島津亜矢さん2回目の紅白に選ばれましたね、我々島津ファンとしてはやっと念願かなったような心境ですが、14年ぶりとの事ですが、私は初出場の時はあまり記憶にないのです「感謝状」を歌われたようですがよく覚えてないのです、ですから今回はしっかりと聴いておきたいと今から楽しみにしています、どの曲を歌うのかなと思いますが。

さて今回の歌、流石にのほほ~んさんでなくては知らないような珍しい曲ですが、淡谷さんの曲だそうですね、シャンソンはほとんど聴く機会がなくて疎いです。
本当にのほほ~んさんのレパートリーの多さとジャンルの広さには今更ですが感服します。
軽快に気持ちよく歌われていて心地よく聴かせていただきました。
さつきさんへ from のほほ~ん
2015年11月28日 18:29
さつきさん、こんにいちは!
コメン返が遅くなりまして、失礼しました。
イタリアとフランスは隣国ですよね~
先日に原語に関する以下の記事を読みました。
「フランス語とイタリア語の語彙の類似度は0.89ある。なお一般的に類似度が0.85以上あればその言語は方言だと考えられている」・・・。ちなみに英語とフランス語の語彙の類似度は0.27だそうですから、それに較べれば、フランス語とイタリア語は極めて近い言語だといえるわけで、オリジナルノカンツォーネがシャンソンに、、そしてまたその逆もありうるのですね~
淡谷のり子はさすがに良い歌を唄っていますね~
そうそう、さついさんからコメントを頂いた日の25日の夕方にハイビスカスを玄関内に入れて、越冬作戦を開始しました。
いつもお聴き頂き、コメントをありがとうございます。
三の君さんへ from のほほ~ん
2015年11月28日 18:38
三のきみさん、こんばんは!
コメ返が遅れて、スミマセン!
そうですか、柿が鈴なりになりましたか~ 
いや~、本当に淡谷のり子は戦前から戦後にかけて多くの名曲を唄っていますね~!
話が変わりますが、原節子の逝去にまたまた昭和の時代が遠くなっていくな~と!
さて、いつかはオリジナルのカンツォーネの「Addio,sogni di gloria(さらば、栄光の夢)」に挑戦したいと思っていますが・・・。
いつもお聴き頂き、コメントをありがとうございます。
YUNさんへ from  のほほ~ん
2015年11月28日 18:48
YUNさん、こんばんは!
コメ返が遅れて、失礼しました。
車中とは車?それとも、列車でしょうか?
寒くなってきましたね~!
オリジナルのカンツォーネは今は亡きLuciano Pavarottiも唄っています。
https://www.youtube.com/watch?v=P9449TCPO7o
彼の力強さがダイスキなのです。
さて、大変ですね!山形ですからね~!疲れますよね~!
こちらも同じような状況でして、全く紅葉狩りへなどと言う気力も時間もありません。
唄う気力も失せて、PCに向かうのも・・・。
当方にとっての癒しは今ヨチヨチ歩きをしている「孫」です。
いつもお聴き頂き、コメントをありがとうございます。
アキのいちごさんへ from のほほ~ん
2015年11月28日 19:02
アキのいちごさん、こんばんは!
今日は義弟のところでしたが、明日はなんとか「孫」の顔を見に行き、公園でドングリや落ち葉拾いなどをする予定です~ 孫は先日チョット鼻かぜをひいたようですが、一日で回復したそうです。
島津亜矢が紅白に~!それは良かったですね~!確かに彼女が何を唄うのか楽しみですね!
小金沢昇司はどうでしたでしょうか?
いや~、以前に「君忘れじのブルース」をアップしたときに、彼女の登録曲にブルースが多い中でこの「アディウ ADIEU」を見つけてこれはいつかアップしようと思っっていたのです!
リスムが軽快で乗り易いのですが、ここんところ唄う時間が少なくて唄いこみが足りませんでした。
いつもお聴き頂き、コメントをありがとうございます。
すみそら
2015年12月01日 16:43
今まで 私は のほほ~んさんの歌声を 自分の側からお聴きしていたことに気がついたのです
のほほ~んさんの 本当の 本来の歌声だ~!!と
素晴らしかったです ありがとうございました!
すみそrさんへ from のほほ~ん
2016年01月03日 15:20
すみそらさん、こんにちは!
コメ返が大変遅くなりまして、失礼いたしました。
いや~、お褒めの言葉にこそばゆくなりますが、この歌はそもそもはカンツーォネの名曲で、素材がよいからシャンソンとして歌詞を変えてもヒットしたのだと思っています。
イロイロと淡谷のり子の唄った曲を見てみると素晴らしい歌が多いです。
いつもお聴き頂き、コメントをありがようございます。